こんにちは!ケアリストの直井晶子(@ak1k0_7)です。
わかんないけど、多分モテたくない人はいないと思うんだよね、
どちらかといえば普通にモテたい私もあわよくばモテたい
でも
モテたい ≪ 自分らしくありたい
だからファッションもメイクも髪型も全くモテとはかけ離れてる笑今自分はどうなのかとか考えると迷いって格段に減るよね pic.twitter.com/FgiUmJzBJP
— 直井晶子@美容師 (@ak1k0_7) March 31, 2018
縮毛矯正ってどんなメニュー?
美容室でよく見かけるメニューだと思います。
『縮毛矯正』
どんな施術かご存知ですか?
Contents
縮毛矯正とは髪をまっすぐにするもの
読んで字のごとく、縮れた毛(くせ毛)を矯正(まっすぐに)する施術です。
生まれつきだったり、成長の過程で髪質が変化したりと、くせ毛にも色々な方がいらっしゃいますが、根本からうねっている毛をまっすぐにするのが縮毛矯正です。
薬により毛髪内部の結合を切り、アイロンなどで組織を並べ替えます。再度結合させる薬をつけて完了。
そうすることによりうねっていた毛がまっすぐになるのです。
そもそもくせ毛って?
ここで勘違いされやすいのが、くせ毛とダメージ毛の違いです。
くせ毛の方の大半は髪のパサつきに悩んでいます。
そして【パサつき=ダメージ】というイメージからか、
『私の髪はもともと傷みやすいから…』
『何をしても傷んでしまって…』
と悩んでいらっしゃる方がとても多いです!
くせ毛の構造
くせ毛は中の組織がねじれて繋がっているようなものです。
そのため形が歪みウェーブになります。
ちなみに直毛は綺麗に整列している感じですね。
【パサつき=ダメージ】ではない
イメージとしてはとてもよくわかりますし、そういう判断基準ももちろんあります。
しかしながら、パサつきは必ずしもダメージではないのです。
また、実際にパサついているわけではないのに手触りや見た目からパサついて見えてしまうのも勘違いされやすい原因です。
パサついて見える原因
くせ毛は髪がねじれたりうねったりしてる状態です。
そのため、光が様々な方向へ反射してしまうため、綺麗なツヤが見えにくくなります。
髪は傷んでいるわけでもないのにツヤがないと傷んで見えてしまうのです。
直毛だと光が均一に反射されて綺麗な天使の輪ができるのに対しくせ毛は天使の輪ができにくいです。
光の反射によって見え方が変わる。均一でないものは汚く見えてしまいがち。
実際にパサついている場合もある
これが厄介な部分ですが、傷んでいるわけではないのにパサついていることがあるのも事実です。
というのも、くせ毛は厄介なもので毛髪内部の組織の並びがバラバラになってしまっています。
均一に並んでいる場合は直毛で、湿気を含んでも均一に膨張するためうねらないのですが、
バラバラの場合湿気などで部分ごとに膨張度合いが変わりますので癖が強く出ます。
そして、不均一な膨張はそのまま髪の歪みになります。歪んでいるとキューティクルが綺麗に張り付いていないので中の水分も流れで安くなってしまいます。
くせ毛である以上、乾燥は仕方のないもの。上手に付き合っていくほかありません。
ザラザラとした質感
くせ毛の場合、ウェーブだけでなく、毛が1本1本ねじれたり歪んだりしています。
ですのでどこを触ってもするんとまとまりのある手触りにはなりません。
するん、さらさら、などそんな質感だと髪が綺麗だと感じるのですが、
そうでなくゴワつきを感じやすいくせ毛は傷んでいるように感じてしまいます。
ごわついてしまうので傷んで感じるが形状の問題であり、傷んでいるわけではない。
縮毛矯正とは?
ようやく本題
では縮毛矯正とは何なのか。
ようは今生えているクセ毛をまっすぐに伸ばす施術です。
それ以上でも以下でもありません。
縮毛矯正の工程
・内部の結合を切る
・組織を綺麗に整列させる
・再結合させる
内部の結合を切る
まずはじめに毛髪内部の結合を切ります。
これが1液と呼ばれる最初に塗るお薬の役割です。
ねじれて繋がっている(結合している)ことにより形が歪んでしまっているのでそれを一度切る必要があります。
組織を綺麗に整列させる
最初の薬を流して髪を乾かしたらアイロンなどで髪を伸ばしていきます。
するとうねっていた髪がまっすぐになりますよね?
これは内部の組織が綺麗に整列した状態です。
再結合させる
そして、綺麗な状態を保つために今度は整列した状態で結合させます。
これが最後につける2液と呼ばれるお薬の役割です。
綺麗な状態で再結合させることによりうねらなくなります。
作用があるのは現存する髪だけ
縮毛矯正をかけたらずっとまっすぐでいられる!わけではありません。
工程を見ておわかりいただけるかもしれませんが、縮毛矯正は物理的に髪をまっすぐにしているだけで毛を遺伝子操作をしているわけではありません。
薬を塗ったところしか髪はまっすぐになりません。
伸びてきだ部分は変わらずくせ毛です。
なので、まっすぐなのをキープしようとするには定期的に伸びた部分だけ再度縮毛矯正をかける必要があります。
しかし、かけたところは半永久的にまっすぐの状態が保たれます。
ただ、それは技術者の腕次第です…
縮毛矯正はトリートメントではない
そして勘違いされやすいのがここです。
縮毛矯正をかけると髪はツヤが出て、サラサラとし、癖とおさらばして綺麗になったように感じます。
もちろん綺麗になっているのですが、それは見た目の問題であり、ダメージを防いだりダメージから守られたわけではありません。
縮毛矯正は使用する薬剤も強いものですし、途中の工程にあるアイロンでも熱ダメージがあります。
薬剤ダメージに熱による物理的ダメージ、それが合わさる縮毛矯正という施術は総じてダメージの高いものです。
いくら見た目が綺麗になったとはいえ、トリートメントのように補修したり、というものではないので注意が必要です。
もし縮毛矯正が取れたら再度かけ直せばいい、とお思いの方もいらっしゃいますが、それではダメージの上乗せであり同じところへ何度も施術を繰り返しても意味はないどころか髪にとってはマイナスです。
毎度毎度取れてしまうようなら別の方へお願いするのがいいかもしれませんね。
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