こんにちは!川越Belliyで縮毛矯正を中心に髪を綺麗にする美容師をしています。直井晶子です!(@ak1k0_7)です。
まつえくいっぱいつけてもらったから
目元すっぴんでも割と濃い笑今日は格好がやたらカジュアルだからまつえく頼りでアイライン無しにした〜
なんかあれだ、眉頭飛んだw pic.twitter.com/BxyHrBAFhb
— 直井晶子@美容師 (@ak1k0_7) July 1, 2018
この記事は、【髪が傷む原因】シリーズ、ドライヤーの当て方についての記事です。
Contents
近すぎるドライヤーは髪を傷める
“髪は熱に弱い” というのは有名な話です。
ですのでアイロンなどの使い方に気を付けている方はたくさんいらっしゃると思います。
しかし、“ドライヤーでもアイロンより熱くなることがある” ということを知らない方は多いのではないでしょうか?
ドライヤー、実はかなり高温になる
そんな風に感じることはほとんど無いと思います。
直接肌に向かって当て続けることなんてほぼないですもんね。
しかし、髪を触った時に熱くてびっくりした経験のある方は多いのではないでしょうか?
一箇所に当て続けてしまうとその部分はどんどんと温度が高くなっていきます。(もちろんこれはドライヤーに限ったことではなく、アイロンでもそうですが。)
もし気になる場合は実際に手にずーっと温風を当て続けて見てください(場合によっては火傷をします。あくまでも自己責任でお願いします。)
髪とドライヤーの距離は近ければ近いほど髪は熱くなりやすい
お湯を沸かすのに、弱火だと比較的時間がかかるのに対し、強火だと早くわきますよね?
それと同じで、熱源(この場合はドライヤー)からの距離が近ければ近いほど温度は早く上がりますし、遠ければ遠いほど温度の上がり方は緩やかになります。
ドライヤーも髪への距離が近ければそれだけ髪の温度は上がりやすいですし、それはそのままダメージへ直結します。
熱と髪のダメージ
熱は髪のダメージになるということは聞いたことがあると思いますが、それがどんなダメージになるかご存知ですか?
タンパク変性と髪
まず、髪はケラチンというタンパク質でできています。
ケラチンというといまいちピンとこないかもしれませんが、タンパク質と言われると色々と思い当たるものがあると思います。
お肉や卵などもタンパク質から成っています。
それらは焼くと固くなりますよね?
髪もおなじで、高温を当て続けると固くなります。これをタンパク変性といいます。
タンパク変性をおこし、固くなった髪は切れ毛や枝毛になりやすく、またぱさつきも目立つ髪になってしまいます。
ようは、タンパク変性はなるべく起こしたくない変化なのですが、これがどのくらいでおこるのかというと、
乾いた状態で約100℃、濡れた状態で約60℃といわれています。
つまり、濡れているときほど熱などには敏感にあつかってあげることが大切です。
ドライヤーの温度
では、アイロンやドライヤーはどのくらいの温度なのか、が重要なカギになってくるわけですが、ドライヤーがどのくらいの温度かご存知ですか?
実は、平均的にみると約120℃もの熱を発しているそうです。なんと、温度の高いものだと140℃程度のものまであるそうです!
(ドライヤーにある温度表記は吹き出し口より3センチのところで温度をはかった値となっております。)
いろいろと調べてみると、『140℃以上にはならないからドライヤーで髪が傷むのはうそ』というものをみかけましたが、濡れ居ている状態では約60℃でタンパク変性を起こします!
ドライヤーでも髪は傷みますのでお気を付けください!
最近は高額にはなりますが低温のドライヤーも増えてきました。そういうのを選ぶのも一つの方法ですね!
まとめ
熱ダメージはアイロンだけではない!
特にドライヤーは毎日使うものですから気をつけたいところです。
『何を使うか』も大事ですが、『どう使うか』は特に重要になってくるので気をつけてみてくださいね♪