こんにちは!ケアリストの直井晶子(@ak1k0_7)です。
お客様から
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— 直井晶子@美容師 (@ak1k0_7) December 16, 2017
薬局などでたくさんの種類が売られていて、手ごろに行えるヘアカラーですが…
セルフカラーだけはNG!本当にしないでほしい
安いし、自分の好きな時にできるし、本当に手ごろに行えるのですが、美容師的には本当にやめていただきたい施術です。
というのも、営利目的などではなくセルフカラーをしてしまったが為に涙するお客様をたくさん見てきたからです。
できる限り、お客様のご希望に沿ったスタイルを提案したいですし、私に頼んでよかったと思ってもらいたいと思いカウンセリングや施術をさせていただいておりますが
どうしてもご希望に添えないパターンも多いです。
その原因の中で一番と言っても過言でないのがセルフカラーです。
今すぐどうにかしたい!なるべくお金をかけたくない!
と言うわがままを叶えてくれるものですがこれがなんとも今後の弊害となってしまうのです。
Contents
どうしてセルフカラーはダメなのか
とにかく、ダメージとムラ!その2点につきます。
・ハイダメージの原因になる
・次のカラーや他の施術に影響を及ぼす
他にもいろいろとありますが、とりあえず主だった理由はこの3つです。
ではそれぞれについて細かく解説していきます。
ムラになる
カラーは塗布量のムラがそのままムラになってしまいます。
美容師だって見えないところには綺麗に塗れません。
そんなもの、誰だってムラになってしまうに決まっていますよね!
特に、カラーの直後は目立たなくても褪色するに従いどんどん目立つようになっていきます。
また、かなりのハイトーンや真っ黒な色だと一見ムラになっていないようには見えますが、ダメージムラになっています!
色の明るいうち、もしくは真っ黒なうちはわかりませんが、次にカラーチェンジをした時にかなりはっきりとムラが出てきてしまいます。
ハイダメージの原因になる
ムラになりやすいセルフカラー。でもそんなにムラが目立たないようになっています。
それにもしっかりとメカニズムが…
なんと、薬のパワーがとっても強いんです!
力が強いということは、多少塗布ムラがあってもしっかりと脱色、発色するので目立ちにくくなります。
ムラになりにくいならいいのでは?と思われるかもしれませんが、その分ダメージが強くなるという落とし穴付きです。
美容室で使うカラー剤は、薬のパワーを調節できるため、必要最低限の力で希望のカラーにすることができます。
それに対し、セルフカラーの薬剤はパワーの調節ができず、誰でもなるべくムラの無いように染め上げるためパワーマックス、ダメージもマックスです。
例え同じ色に染まったとしても、ダメージは桁違いです!
次のカラーや他の施術に影響を及ぼす
上記にもあるように、まず、ダメージムラがおきます。
すると、次カラーをするときにどんなに気を付けようと、ダメージムラが目立つ、もしくはさらにムラがひどくなってしまいます。
すると、色の抜け方もマチマチ、色の入り方もマチマチになっていくので、カラーを重ねるごとにどんどん汚く見えるようになってしまいます。
また、ハイダメージになっているため、どんどんと褪色のスピードが上がっていきます。
最初は1ヶ月保った色も、3週間、2週間、1週間と短くなっていきます。
さらには度重なるダメージのおかげで縮毛矯正やパーマがかからなくなったり、失敗されてしまう原因にもなります。
セルフカラーのメリット・デメリット
傷むとわかっていてもやってしまうのはメリットがあるからですよね?
ではそれに対するデメリットもしっかりと見ていきましょう。
メリット
・好きな時間にできる
好きなときに手軽に!というのがやはり最大の魅力ですね
デメリット
・ハイダメージ原因になる
・次のカラーや他の施術に影響を及ぼす
・ヘアケアに時間(お金)がかかる
・修正が不可能
半分は上記にある通りですが…
まず、髪は死滅細胞なので修復は不可能です。
そしてそれを軽減しようともヘアケア美容室へ通う必要が出てくるため、時間とお金がかかってしまいます。
時間とお金
メリットは【手軽に、好きな時に】
デメリットでは【ヘアケアのために美容室へ通う】
むしろマイナスになってしまっています。
目先のメリットでセルフカラーをとるか、先のことまで考えて美容室を選択するか…
まとめ
・ハイダメージ原因になる
・次のカラーや他の施術に影響を及ぼす
本当に、
セルフカラーをしたがために、泣く泣く他の施術を諦めたお客様、
他の施術で失敗されてしまったお客様をたくさん見てきました。
ダメージが気になる方には本当にやめていただきたいことです。
髪はすぐに伸びるものではないので、女性は特に、髪とは長い付き合いになります。
今してしまったが為に、3年後、5年後までダメージがついてまわってしまいますのでよく考えてくださいね。
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