こんにちは!ケアリストの直井晶子(@ak1k0_7)です。
とりあえずめがねったw#自撮りは上達するのか pic.twitter.com/4R3I86lNVm
— 直井晶子@美容師 (@ak1k0_7) April 13, 2018
前回の記事ではヘアケアにおいて重要な事とは何なのかにフォーカスを当ててご説明していきました。
この記事ではダメージの原因の1つである、セルフカラーについて書いていきます。
Contents
セルフカラー(ホームカラー)は髪が傷む
美容室で髪を染めてももちろん髪は傷みます。ですが、セルフカラーのダメージはそれ以上です。
なぜよりハイダメージになってしまうのでしょうか?
薬が強い
薬といえば、病院で処方される薬は強いのに対し、薬局などで買うことのできる薬は効果が穏やかであるものがほとんどです。
しかし、美容室で扱っている薬剤と市販のカラー剤とでは市販のカラー剤の方が薬が強いのです。
美容室で扱う際には、美容師さんがその人の今の髪の状況・状態に合わせて薬の強さなどを調節します。
しかしそれができない市販薬ではどんな髪の状態の人が染めようが、染め上がりが同じである必要があります。
黒髪の人が染めても、ハイトーンカラーの人が染めても、です。
もちろん、差は出てきてしまいすがその差を極力なくすためにどうしても薬のパワーが必要になるのです。
本来ならば全然違う薬剤で染めるべきなのに同じ薬を使おうとするので、薬の脱色力も、発色力も相当強くある必要があります。
参考に↓↓↓過去記事です
塗布ムラができる
美容師さんでさえ、自分で塗るとどうしてもムラができます。それを一般の方が綺麗に塗るのは至難の技です。
そのムラを少しでも軽減するためには量を多くする必要があります。
しかし、必要以上に薬を塗布することは髪にとってかなりの負担になります。
ましてやその薬が強いのでは余計にダメージしてしまうことは容易に想像できるかと思います。
また、塗布ムラはそのまま色ムラ、ダメージムラへと繋がります。
一度ムラになってしまったものは美容師さんでも治すことはできません。
ハイトーン、もしくはかなり暗くして誤魔化すことしかできないのです。
ダメージだけでなく、綺麗な色を楽しみたいのであればやはりセルフカラーは向きません。
正しいアフターケアができない
これに関してはセルフカラーに限った話ではありませんが、ヘアカラー後はどうしても髪にとって良くない物質が髪の内部に残ってしまいます。
それの働きを止めてあげることによりダメージを必要最低限に抑えることができるのです。
しかし、セルフカラーではその方法はありません。
つまり、髪を傷ませる働きをする成分が長期的に毛髪内へ残り、髪の中で働き続けるということです。
働く時間が長ければその分ダメージは進んで行ってしまいます。
セルフカラー(ホームカラー)のメリット・デメリット
もちろんセルフカラーにはセルフカラーのメリットがあり皆さん使用するのですが、目先のメリットばかりみてデメリットには目を向けられていないのではないでしょうか?
メリット
・安価
・好きな時にできる
・臭いが比較的強くない
デメリット
・ムラになる
・ダメージが大きい
比較すると…
一見メリットの方が大きく感じますが…
ホームカラーをして傷んでしまった髪。どうしますか?
そのままでいい方は気にならないかもしれませんが、よく『ホームカラーをしたらダメージが酷くなってしまったのでどうにかしたい』というご相談をいただきます。
つまり、その傷んでしまった髪をどうにかしようと美容師さんに助けを求めるわけです。
すると、ヘアケアに特化した美容室へ定期的に通う必要性が出てきます。
その結果、費用もかかるし時間も大幅に取られてしまいます。
………
ホームカラーのメリットってお金と時間によるところが大きかったですよね?
しかしデメリットであるダメージが原因でもっと大きな費用と時間がかかってきてしまうのです!
目鼻先だけを見ればホームカラーの方が安価で時間の融通もききますが、長期的に見ればサロンでカラーをした方が安く、また綺麗に染めることができるのです。
髪との付き合いは長い
もちろん、考え方は人それぞれですので真っ向から否定するつもりはありませんし、これが正しいと押し付けるつもりもありません。
しかし、今生えている髪との付き合いは長くなります。
ショートの方でも今根元にある毛が毛先は来るまで最低でも1年〜1年半、
ロングの方では4〜5年程度の時間がかかります。
つまり、それだけ今ある髪の毛との付き合いは長くなるということです。
一度傷んでしまった髪は治りません。
その髪とこれからどのくらい付き合って行くのか、そんなことも考えて色々な選択をしてあげると扱いやすさはぐっと変わると思いますよ!
女性にとって、髪は本当に大切な身体の一部です。
あなたのためを思い寄り添ってくれる美容師さんと出会い、素敵な美容ライフを送ってくださいね!
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